『動画用』
AFの性能が低く、フォーカスが合うまでの時間はかなり長い。 ISO感度は最高800で、絞りも2段+フィルタなので明暗どちらの環境でも扱いにくい。
画質的には、CCDは現在のデジカメで一般的な7.4Mpix 1/2.5インチだが、画質は平均程度。 ややソフト気味で、色合いは赤よりなので、カラーマッチングしていない普通のPCのディスプレイで見ると、肌色がナチュラルになる。 ライトユーザがポートレートを撮るためのカメラと言うところだろうか。
本機の優位点は、動画である。 圧縮方式がH.264/AVCであり、最大解像度も848x480という事で、普通のデジカメの動画機能とは一線を画す。 最高で7.2Mbpsのレートであるため、低価格のビデオカメラと勝負しうるレベルである(最高設定では、ブロックノイズは殆ど感じられない。 動画を一時停止するとインターレース画像のためラインを感じるが)
ただし、撮影の動作があまり賢くなく、感度・フォーカスが振れすぎるので、MF撮影が良いかと思う。 ファームウェアアップデートで対応できる項目なので、対応に期待したいところだ。
写真の画質に拘るのであれば、あまりオススメ出来ないが、動画もそこそこ撮りたいというユーザには2007年春モデルで一番お勧めできる機種であろう。